開高健を(勝手に)熱く語ってみる
当然ながら釣りに行けてない精進な日々です。
実は結構本を読むのが好きでして、
高校生くらいから開高健の本にハマっておりました。(今も好き)
社会人になり船に乗って琵琶湖でバス釣りしていた時も
開高健にあやかりアンバサダーとフェンウィックの組み合わせで
釣っておりました。それくらい好きです。
(すぐにエバーグリーンに乗り換えた事は内緒)
ちなみに某メーカーの道具のデザインに「鬼手仏心」と書いてるのがありますが
あれも開高さんの本に出てくるんですよね、実は・・・。
それなりに気がつけば買い溜めておりまして
冒頭の写真のや、
釣り師なら読んだ方も多いであろう
「オーパ」!(名著ですな)
あまりにボロボロになり過ぎたのでストックで買ったやつ(汗)
今でこそアマゾンで釣りするDVDを多く見かけますが開高さんが
先駆者じゃないでしょうか。
ちょいと詳しい人ならご存知、第二弾的な
「オーパオーパ」
これも面白かったなぁ〜
さらには
「もっと遠く」「もっと広く」シリーズ
(もっと広くはどっか行ってもうた・・・)
もっとマニアな方ならこれ
「フィッシュオン」
釣りだけじゃ無くこれらも読んでます(が内容忘れた!)
ハマる理由、もしくは開高健の魅力は!?と訊かれるとズバリ
「聞き慣れない難しい単語をふんだんに散りばめた日本語で隅々まで描写仕切るけれどもそれでいて読むのが重くならない軽やかな文章による独特の開高節」かと。
これから秋の夜長、是非に一度は手にとって読んで頂きたい!
その中で実は隠れた一番のおススメがこちら。
「生物としての静物」
開高さんが持つ「道具」に関して思いの丈を書き尽くしているのですが
もっとも「開高節」がこの作品で円熟していると個人的に思います。読み応えアリアリです。
タバコのラッキーストライクを語る章ではこんな奇抜な挿絵も。
久しぶりにこの絵を見ているとラッキーストライクが吸いたくなったので
日頃のアイコスをやめて吸ってみたところ・・・・
「煙が目に沁みました(開高節より引用)」
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